アクセサリー製作のお仕事を頂きました!レザー風の紐を用いたネックレスを1から作っていきます。
大まかな作業の流れをご紹介しますね!
①ペンダントトップの検品をする
②革紐を指定の長さ、必要数カットする
③紐にパーツを通す
④ビーズを通す
⑤結びと紐の先端のカット
⑥最終検品と梱包
ざっくりと6工程に分けましたが、どの工程も言葉でいう程単純ではありません。
ペンダントトップのパーツは、下記に載せた写真の通り、金具で沢山のパーツが纏めて届きます。
先ずは金具をペンチで切断し、パーツをひとつひとつ取っていきます。
今回のネックレス製作は2類類のデザインがありましたが、写真に載せた丸いパーツは大サイズと小サイズがあり、サイズごとに仕分けて…その後検品です!
ネックレスのメインとなる物ですから、メッキが剥げていないか、大きな傷や肌や洋服に引っかかるようなバリ(ざらつき)はないか。良品、不良品の選別作業は見落としがないよう皆さん真剣です!
「ほんのちょっとなんですけど、気になる小さな傷はどうしましょう?」
判断の付かない物は、微妙だしまあいいや~と自己判断せずに、自ずと利用者の皆さんは職員の元まで相談に来てくれます(^○^)
もう1種類のパーツも同様に仕分けをして検品をして……良品が並んでますねぇ♪
パーツの準備が終わると次の工程②に移ります。
長い紐がロール状に捲かれてある部材を指定の長さでカットしていきます。
指示された長さでのカットは慎重に慎重に。製作に必要な数に足りるまでカットを続けて…。
…見てください!この量!!(笑)休憩中、利用者さんと思わずドッレドヘアーのウィッグみたいだねぇとまじまじと見てしまいました(=^・^=)
さてさて、笑ってもいられません。絡まらないように早々に数を出して。もう一種も同様に進めましょう!
パーツと紐のカットが終わったら、次は紐にペンダントトップを通す作業です。
今回の製作には数多くの注意点があります。
勿論職員がその都度、説明と注意箇所をお伝えします。真剣に皆さん耳を傾けて、自分が理解し納得するまで、焦らず作業手順を確認していますね!
写真では上手く識別出来ないので割愛しますが、紐には裏と表があり、断面から見ると裏地の方は微かに毛羽立っているのです。表は毛羽立ちがなくつやっとしているんですが、微妙な差に皆さん最初は苦戦している様子でした。ただ、数を熟すうちに確りと心得ていきましたね♪
さてさて。裏と表の違いを見分けた後は、外側に表地が出るように紐を二つ折りにし。パーツを潜らせていきます。これが工程③ですね。通す向きや、紐の両端が揃うように、慎重に丁寧に!
パーツを通したら工程④。
一本のネックレスにビーズを4つ通すのですが、このビーズの穴が小さいので手では紐が通りません。そこで登場するのが爪楊枝!なのです!
紐の際に爪楊枝を添えて穴が開かないよう、そーっと通していきます。
4つ全てビーズを通したら、ペンダントトップの方に2個、首元に当たる部分に2個、紐が捻じれないように移動させます。
ここまでくると、そろそろ終盤。
工程の⑤は仕上げです!
首元に通したビーズに沿って紐を結び、先端を斜めにカットします。
この時も更に注意するべき個所があります。
結び目の先から先端の長さが2㎝と指定があるので、結び目を作る目安や長さの検品に使用出来るよう、作業台にテープを張って簡易的かつ素晴らしい治具を頼もしい職員の先輩が作ってくれました!カラーテープに描かれたイラスト部分にビーズを合わせ、黒丸の部分の上で丁度結ぶと失敗がないのです(―_―)!!
結び目と同時進行で先端のカットもします。
2本の紐が綺麗に揃うようにしっかりカットして下さいね♪
……さあ!ネックレスの完成です。
最後の大事な作業、製作したものの検品を経て、向きの間違いや、指定の長さに満たない物などがあれば、直しを入れます。
数だしと梱包を終えて、ネックレス製作のお仕事が全て完了しました!
とても細かい作業であり、数も多く、最初は戸惑う様子の方も多くいましたが、徐々に徐々に慣れていき、あらゆる工程を着実に皆さんで進めてくれました。
どの仕事でもそうですが、お仕事を終えた達成感や、それまでの過程を振り返り、真剣に仕事に取り組んだという自負心を持って欲しいと私は思います。そして次回の仕事へ生かして、皆で協力して行きましょう。そんな事を改めて思いました。皆、おつかれさま!
最後にネックレス製作以外の頂いたお仕事の作業風景や、休憩中のご様子を少しだけ写真に纏めてみました♪
さくらネットは作業中は私語なく皆さん真剣にお仕事をしていますが、休憩中は皆さん思い思いに過ごされています。かくいう職員の私も、ゲームの話なんかで皆さんとキャッキャしております(笑)オンオフの切替えも、仕事をする上で大事ですよねヽ(^o^)丿
コメント