H.S

食堂の作業を通じて改めて、チームワークの大切さを実感しました。

はじめまして。さくらネットに来る前に当時勤めていた工場で事故があり、右手が不自由になりました。
10代の時に働きながら調理師免許の資格を取得して働いてきたので、右手が自由に使えないという事で日
常生活でも困難な面がありました。
さくらネットに入社した時は軽作業からスタートし、その後会社からの勧めでクリーニング作業を行いました。
そして、ビジネスホテルの清掃、ルームメイキングの作業に携わりました。最初は右手が不自由なので不安で
したが、自分で工夫をし、職員の方と模索して、作業にも慣れる事ができました。
一番重要な最終検査も任されていて責任のある業務ですが、他のメンバーとのコミュニケーションを取り、チ
ームワークを活かして作業に取り組んでいます。

昨年スタートした食堂の作業では、主に洗い場での作業を行ってきました。
調理師免許を取得した後、飲食店で数年間勤務していましたが、当時とは違い厨房内の器具も最新式で以前より、やりやすくなったように感じました。
以前の経験もあり、飲食店での作業は何となく分かっていましたがいざ始めてみると覚える事もたくさんあり、現場のスタッフさん達に手とり足取り教えて頂いて、少しずつですが覚える事ができました。

洗い場での作業が滞ってしまうと、飲食店全体に影響が出てしまうというのは分かっていましたので、どんなに
忙しい時でも滞りなく円滑に作業するよう心がけていました。

右手が不自由になってから、飲食店で働いた事はないので食堂の作業を通じ、障害があっても、どこまでできるか分かり自分の中では良い経験になったと思います。
食堂の作業を通じて改めて、チームワークの大切さを実感しました。
そして、ほんの一瞬ですが、毎日お客様から「ごちそうさまでした!」「おいしかったです!」と声をかけて頂く事ができて励みになりました。
どの現場でもチームワークあってこその作業だと考えていますので今後もこれらの経験を最大限活かていきたいです。

以前からの夢であった、フォークリフトの免許も働きながら取得する事ができたので今後も障害に向き合い、自分自信の可能性を広げていきたいです。